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2015年度 00山0月磯間山10月 北岳8月 白山6月 五葉岳5月 那岐山4月
  山行記録 00山0月大山2月 荒川三山9月 琴引山5月 穂高5月 吉野山4月
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大山(m)

2016年02月13日〜14日 天候雨
○日 程
○交通機関
○参加者
2016年02月13日〜14日(日)
マイカー
5名
○アプローチ
<行き>

防府市役所(9:55)⇒(10:20)徳地IC⇒吉和SA⇒三次東JCT⇒松江自動車道⇒(12:50)三刀屋木次IC⇒松江自動車道⇒(13:00)宍道JCT⇒山陰自動車道⇒松江玉造IC(14:35)⇒15:00米子東IC⇒(15:25)大山南光河原駐車場
<帰り>
大山南光河原駐車場(11:50)⇒(12:10)皆生温泉(13:30)⇒米子西IC⇒松江玉造IC(14:10) ⇒三刀屋木次IC⇒ (17:30)徳地IC⇒(18:00)防府市役所
○コース
起床(4:00) 南光河原駐車場(5:50)―(6:30)二合目―(7:25)五合目―(8:30)八合目 (9:00)弥山山頂(9:40)―(11:30)南光河原駐車場
  
2月13日(土)午前雨のち曇り  厳冬期の冬山登山のはずが、天気予報では雨のち、低気圧がその後春一番をもたらすという予報。せめて、大雨にならなければ良いと、甘い希望を乗せて中国道から、松江自動車道を通り、松江のイオンモールで本日の夕食の材料を仕入れ、山陰自動車道より米子に入った。気温は中国道の吉和当たりで5゜Cだったのが米子では12゜Cまで上がり、日差しとともに大山のすそも見え隠れしてきた。南光河原駐車場は、除雪してありスキー客や登山者らの車も十数台あった。本日のテント場は駐車場そばの河原の土手の雪上と決め、全員で雪を平らに均すこと30分でみごとにテント設営となった。本日の晩餐メニューは、鍋キューブの寄せ鍋しょうゆ味とまるちゃん正麺醤油味のダシベースで、豚バラ肉・鶏団子と白菜ほか野菜・キノコ・厚揚げ豆腐鍋だった。シメにラーメンの麺を入れて満腹となり、メンバーの評判もまずまずと食当番である私は安堵したのだった。雪上でのテント泊は、かなりの寒さを覚悟していたが、夜半に弱い雨が降り予想外の暖かい夜であった。 2月14日(日)曇り時々雨  朝4時起床。まだ明けやらぬ霧のかかったテント場に生暖かい風が吹き、意気が上がらぬまま、だらだらと朝食を摂り、登山を開始したのが5時50分。積雪は夏山登山口で50cmくらいで、踏み跡を辿れば、登山靴だけで楽に歩ける状態だった。二合目、三合目とブナ林の雪道に登山者の踏み跡を辿りながら登ると、あまりにも暖かく私は半袖のTシャツの上に雨具一枚となった。昨年の3月には六合目の避難小屋は雪に埋もれて、見えなかったのだが今年は、完全に使用可能な状態であった。ここでアイゼンを装着し、登りの傾斜もきつくなってきたのだが、これまでの霧が吹き付ける雨粒となってきて、八合目の稜線に出たあたりからすさまじいほどの春一番の風で飛ばされそうだった。午前9時に雨粒と風から逃れるように、頂上避難小屋に駆け込むと20名くらいの登山者が、濡れた衣服を着替えたり、休憩していた。メンバーはすぐこの先の弥山頂上に登らず下山するというので、私は記念撮影だけでもしようと登ってみ ました。厳冬期の大山頂上のスナップ写真には似つかわしくない素手のVサインには、笑えます。  下りは夏山登山道を引き返したのだけれど、先に下ったパーティーの踏み跡がグズグズに腐った雪道を踏み抜いて、穴ぼこだらけで歩きにくいったらありゃしない。足跡をはずれれば、柔らかい雪を踏み抜き膝まで埋もり、うっかり足を滑らし何度も転び、うらめしい春一番の山行となりました。
      

磯間山(363m)

2015年10月10日〜11日 天候:晴れ
○日 程
○交通機関
○参加者
2015年10月10日(土)〜11日(日)
レンタカー
○アプローチ
<行き>
10日
防府市役所7-00---佐波川西IC7-10---壇ノ浦PA8.-05/8-20----北熊本PA10-05/10-25----桜島PA12-10/12-55---鹿児島IC13-05---谷山IC13-20---(買出し)---吹上浜海浜公園15-00  11日 吹上浜海浜公園6-00----磯間嶽登山口駐車地点6-35
<帰り>
11日
磯間嶽登山口駐車地点12-30--(昼食)--谷山IC14-20---宮原SA15-50/16-05--- 王司PA19-35/19-40-----佐波川西IC19-25----(給油)---防府市役所19-40)
○コース
磯間嶽登山口7-00---林道登山口7-13---ピーク7-57----325ピーク8-17---ピーク8-45----中岳9-15/9-30----磯間嶽山頂10-30---(下山30mザイル使用)---11-30---大浦登山口12-10----磯間嶽登山口駐車地点12-20
  
今年の夏、鹿児島に上陸した台風の影響で、樹木がなぎ倒され、至る所に倒木があったり、岩稜から表層の土が剥がれ落ちたりして、コースはひどく荒れていた。そのため、ルートファインディングに苦労した。標識の赤やピンクのテープを見失って、岩場を登るのかそれとも巻き道を通るのかわかりにくかった。登山口からいきなりロープを張った登りとなり、砂岩の堆積岩が削られた稜線は、 景色は良いがスリリングであった。左へ、右へ、テープを捜しながら磯間嶽まで稜線を歩いた。磯間嶽山頂直下から山頂まで鎖が張ってあり、およそ30メートルの岩場を登るが落ちたらただでは済まない。上りはフリーで登ったが、下りはザイルを出し、藤井さんが確保し、メンバーはハーネスを付けて降りた。ハーネスを始めてつけるメンバーがいて、安心して降りられたと緊張感を和らげていた。磯間嶽から大浦登山口への下りは、沢筋を歩き、ここも倒木が多くて歩きにくく、標識のテープも少なく道を失うようなところがあった。標高は低いが、岩稜ルート、磯間嶽の岩場は、緊張感のあるコースだった。  吹上浜海浜公園バンガローは、冷蔵庫、ガスコンロ、流しがあり、5人用で6940円だったが、10人でも楽に泊まれそうで快適で、夕食はみんなで鍋を囲んだ。
      

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荒川三山〜赤石岳(3121m)

2015年9月19日〜23日 天候 晴れ
○日 程
○交通機関 
2015年9月19日〜23日(日)
マイカー
○アプローチ
<行き>
19日
石丸家 (7:40)=徳山西IC(8:17)=神戸JCT(12:40)=草津田上=亀山JCT  (14:10)=四日市JCT=豊田JCT(15:40)=三ヶ日JCT=浜松いなさJCT=新静岡IC (17:15)= 南アルプス赤石温泉「白樺荘」(20:00)
<帰り>
23日
椹島ロッジ(6:30)=畑薙第一ダム夏期臨時駐車場(7:30)= 井川=新静岡IC (10:00) =浜松いなさJCT=四日市JCT(12 :15 )=亀山JCT(12:30)=神戸JCT (14:15 )=徳山西IC(19:10)=石丸家(19:40)
○コース
9/20(日) 南アルプス赤石温泉「白樺荘」(6:10)=井川=畑薙第一ダム夏期臨時駐車場(6:45) 送迎バス(8:25)− 椹島ロッジ(9:20) 椹島ロッジ(9:35)−小石下(11:40)−清水平(13:00)−見晴岩−駒鳥池(15:10)−千枚小屋(16:00)宿泊   9/21(月) 千枚小屋(06:50)−千枚岳(7:40)−丸山(8:50)−悪沢岳(9:40)−中岳(11:15)− 荒川小屋(13:05)宿泊 9/22(火) 荒川小屋(5:30)−大聖寺平(6:05)−小赤石岳(7:10)−赤石小屋分岐(7:40)−赤石岳(8:30)−赤石小屋分岐(9:30)−富士見平(10:45) −赤石小屋(11:35)−カンバ 段(14:25)−椹島ロッジ(15:50)宿泊
  
 9月19日(土)晴れ   5日間のシルバーウィーク連休の間が好天に恵まれるという予報で、一同、上機嫌でスタートしたが、高速道路は予測通り名神高速道路、東名阪自動車道、東名高速道で渋滞に遭い今夜の宿泊先「赤石温泉白樺荘」の夕食時間に間に合いそうになく、宿のごちそうをキャンセルした。夕闇の迫った新東名高速の「新静岡IC」を下りて、ひたすら暗い県道27号から60号を北上すること2時間半で午後8時に「赤石温泉白樺荘」に着いた。宿泊する部屋は洗面・トイレ付きの二人用和風個室で新しく、3部屋を確保でき、温泉もとても快適であった。
 9月20日(日)晴れ  朝食を摂り、「白樺荘」を出発し、畑薙第一ダムの駐車場に6時45分に着くと200台は収容できるという駐車場はすでに満杯で、我々も車を道路上に縦列駐車して、「東海フォレスト」の送迎バスのバス停に並んで待つこと1時間半でやっと、乗車できた。クッションの悪いマイクロバスに1時間揺られて「椹(さわら)島(じま)」に到着した。「椹島ロッヂ」の話では、昨日700人位がこの「椹島」に入山したとのことで、山小屋の混雑が予想される。これからの標高差1,500m(6時間半)の登りが我々の根性の見せ所だ。針葉樹の「コメツガ」と広葉樹林の鬱蒼とした森の足許には様々な色、形をしたキノコが出没しけっこう急斜面の登りが続く。痩せ尾根を登り、暗い森の尾根を歩くこと3時間でやっと、水場のある「清水平」に着いた。これから「ダケカンバ」「シラビソ」に替わった暗い森の中をあえぎながら「蕨段(わらびだん)」にでるとさすがに深い南アルプスの山海に包まれた感が湧いてくる。静まりかえった「駒鳥池」を過ぎてゆるくなった山腹の巻き道に入ると、本日のゴール「千枚小屋」だった。(・・いやあ・・ほんとにきつかったア〜)「千枚小屋」は収容人数100名となっているが、別館の「月光荘」「百枚小屋」を含めると200人以上は宿泊していて、ごった返していた。
 9月21日(月)晴れ  5時起床、5時28分日の出だ。雲海に太陽から立ち昇る一本の火の柱のような光線(光柱と呼ばれるらしい)を見た。その横に富士山のシルエットが浮かび上がり感動した。朝食を済ませ、黄色くなった葉っぱの白樺の林を抜け「千枚岳」の稜線に出ると、そこはもう紅葉まっさかりの世界だった。赤い実をつけた「ナナカマド」、「アケボノフウロ」、「コケモモ」の草紅葉と「ハイマツ」の緑色の織りなす模様が、まるで秋祭りの屋台のようだ。「千枚岳」から、ちょっと恐い5mの切り立った岩場を下ったら、「丸山」から「悪沢岳」、「中岳」への稜線は3000mの天空の縦走路だ。前方に「赤石岳」左側に「富士山」を見据え、振り返れば、「白峰三山」、「鳳凰三山」の大眺望。「中岳」から今夜の宿「荒川小屋」への下りは、真夏は広大なお花畑で歓声があがるところだけれど、今のシーズンは小屋を眼下に眺めながら、にぎやかな草紅葉の中を歩く楽しさで満たされる。「荒川小屋」に着いたのは午後1時過ぎで、夕食までの時間は、アルコールで満たされた。
 9月22日(火)晴れ  4時起床、今日の行程はとても長いので、4時30分に朝食を摂り、5時30分に出発した。稜線を巻くようにして、緩い登りの30分で「赤石岳」のとりつきにある「大聖寺平」に着いた。ここから急な尾根を辿って登ると3,081mの「小赤石岳」のピークだ。眼前に「赤石岳」が迫り左手に「大倉尾根」が見える。「赤石小屋分岐」でザックを置き、息せき切って空身で「赤石岳」3,121mに登ると正面に「聖岳」、そして雲海の他360°遮るもののないパノラマが拡がっていた。「赤石小屋分岐」にもどり、これから標高差2,000mの下りが始まった。2時間下ると「富士見平」に着いた。約束通り正面には富士山が見えるのだが、振り返ると「赤石岳」のカールと昨日歩いた「荒川三山」の全容が見えた。樹林帯に入り30分で「赤石小屋」に着き、昼食を摂った。そして、深い森の中の尾根道を延々と3時間50分かけて下り、「椹島ロッヂ」15時50分に、やっとたどり着いた。
  9月23日(水)晴れ  4時30分起床、本日もいい天気だ。5時に朝食を摂り、「東海フォレスト」の送迎バスで畑薙第一ダムの駐車場に7時25分に着くと、駐車している車の数は約半分くらいになっていた。長い連休の最後の日まで続いた好天気と、我々メンバー全員の無事に感謝しつつ、帰途についた。
      

北岳(3193m)

○日 程
○交通機関
○参加者
2015年7月30日〜8月2日(日)
マイカー
6名
○アプローチ
<行き>
7/30日(木)
 石丸家(18:00)=防府東IC(18:05)=(18:35)下松SA=小谷SA(20:00)=三木SA (22:30)=草津JCT=草津田上=亀山JCT=四日市JCT= 伊勢湾岸自動車道=浜松SA(2:35)=新清水IC(3:40)=(5:10)奈良田 (5:32)=(6:25)広河原
<帰り>
8/2日(日)
奈良田(7:00)=新清水IC(10:00)=浜松SA(11:00)=西宮名塩SA(14:30)=   福山SA(16:50)=下松SA(18:40)=石丸家(19:40)
○コース
7/31日(金)
8/1日(土)
8/2日(日)

広河原(7:10)―(9:50)大樺沢二俣(10:00)−(12:15)小太郎尾根分岐(12:25)−(14:20)北岳肩ノ小屋   北岳肩ノ小屋(6:55)−(7:30)北岳(7:55)−(8:35)八本歯のコル(8:45)− (11:35)大樺沢二俣11:45)―(13:45)広河原(14:00)−(14:45)奈良田− (15:00)西山温泉「蓬莱館」   西山温泉「蓬莱館」(7:00)発00(6:20)―00(6:50)−(8:00)00−(9:40)
  
7月31日(金)晴れ  前日の夕方、防府を出発して、9時間高速道路を乗り継ぎ「新清水IC」を降りたのが3時40分で、「奈良田」までの国道52号線と県道37号線経由で約72kmを始発バスの5時30分に間に合わせるために、ドライバーはかなりあせった。 夜明けの県道37号線では、目の前で野生の鹿3〜4頭が車道を横切りびっくりさせられたが、なんとか山梨交通の登山バスに間に合った。登山者と釣り師でぎゅうぎゅう詰めのバスに揺られること45分で、北岳登山口「広河原」に着いた。  朝食を摂って、7時過ぎに歩き始めるとすぐ、野呂川に架かる吊り橋を渡り「広河原山荘」の脇を通って、ダケカンバや広葉樹林の鬱蒼とした大樺沢の沢沿いのルートに入った。歩き始めて2時間くらいで傾斜がだんだんきつくなってきて、 メンバーのうち一人が足の不調を訴え、本人の要望で「奈良田」の温泉で静養することにし、別行動となった。「大樺沢二俣」までは、樹林の中でホタルブクロ、クルマユリ、テガタチドリ、アケボノフウロなどの花が見られた。  二俣は「大樺沢」の本流を遡行して「八本歯のコル」に向かう左俣コースと「小太郎尾根分岐」に登る右俣コースに分かれていて、仮設トイレも設置されていて、多くの登山者がここで休憩を取っていた。徐々に勾配もきつくなり、長い登りに疲労がたまってきた頃、 不覚にも木の根に躓いて、私は転倒して2回転で、したたか頭を木の根っこに打ち付けてしまった。幸い頭は、熱射病対策で、頭巾と帽子でがっちり固めていたので、ことなきで済んだけど、谷側に落ちていれば、重大な事故になるところであった。 「小太郎尾根分岐」まで登ると、西側に「仙丈ヶ岳」北東側に「鳳凰三山」が見渡せるようになり、時折吹いてくる涼しげな風で長い登りの苦労を忘れさせてくれる。もちろん、足許の高山植物にも癒されるのだ。「北岳肩ノ小屋」に着いたのが午後2時20分で、 すでに登山者でごった返しており、宿泊場所の狭さには辟易した。夕食後小屋の外に出てみると、夕焼けの雲海の上に、満月と富士山が浮かび上がり、とても幻想的であった。明日の行程は協議の上、間ノ岳−農鳥岳への縦走はやめて、 「八本歯のコル」から「広河原」へ下り「奈良田」の温泉で宿泊することになった。 8月1日(土)晴れ  夜明けに、雲海から顔を出す太陽に感謝。今日も一日、好天気だ。「肩ノ小屋」を出発して35分で北岳山頂に到達した。山頂からは縦走するはずであった間ノ岳、農鳥岳、そして富士山は言うに及ばず、中央アルプス、乗鞍岳、 噴煙を上げている御嶽山、北アルプスの峰々、八ヶ岳、奥秩父の山々が見渡せた。すごいごちそうを頂いて、もう腹一杯です。  北岳を南に下り、「池山吊尾根分岐」から「八本歯のコル」に向かうと、そこはまるで秘密の花園であった。コマウスユキソウ(エーデルワイス)、イワオトギリ、ミヤゼンコ、タカネナデシコ、イブキジャコウソウが群落を作り、 競演しているのだ。「八本歯のコル」を過ぎると、北岳の南東側の大岸壁、「北岳バットレス」が覆い被さってきた。バットレスとは建築用語で「控え壁」という意味だけれど、それはゴシック建築様式の教会の荘厳なアーチ天井を支える巨大な柱壁をイメージさせる。岸壁から時折、クライマーの声が聞こえ、目をこらしてみると豆粒のような人たちが、断崖にとりついているのが、見えた。とてつもなく巨大なものに立ち向かっている姿に、熱いものを感じたのは、私の感傷だろうか?(マタマタ・・・)。「大樺沢二俣」で休んでいると、県警の救助ヘリが飛んできて、救急患者を吊り上げていくのを目撃した。「広河原」から「奈良田」の温泉で休養しているメンバーに連絡を取り、バスで西山温泉「蓬莱館」に着いたのが午後3時であった。ゆったりと温泉につかり、あゆの塩焼き、山菜の天ぷら、うまい酒に今回の山旅は、「これでいいのだ。」と言うしかない。
      

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残雪の白山山行(2702m)

 残雪の白山山行報告書 
○日 程
○交通機関
○参加者
2015年6月12日〜14日
マイカー
石丸7名
○アプローチ
<行き>
12日
石丸家(9:30)=芳川家(9:40)=友影家(10:00)=磯永家(10:15=東谷家(10:50)=徳山東IC(11:00)=小谷SA(12:10)=三木SA(15:15)= 神戸JCT=吉川JCT=敦賀JCT=南条SA(18:10)=福井北IC(19:00)=勝山(買い物)=(20:20)御前荘
<帰り>
14日
別別当出会い(11:15)=御前荘(入浴)白山市(食事)=(13:40)福井北IC敦賀 JCT=西紀SA(15:40)=吉川JCT=神戸JCT= 福山SA)=徳山東(21:20)各地=(22:40)石丸家
○コース
御前荘(6:20)―別当出会い(6:50)−(8:00)中飯場−(9:40)甚之助小屋 13日(土)(10:20)―黒ボコ岩(12:20)−(12:45)室 堂センター−(14:20)御前峰−(15:00)室堂センター 14日(日)  室堂センター(6:00)−(6:30)トンビ岩―(7:00)室堂センター−(8:35)甚之助小屋−(10:00)中飯場―(10:40)別当出会い

6月12日(金)曇りのち晴れ 梅雨に入って、心配なのは山行中の天気だけれど、幸いにも今日・明日とも雨の心配はなさそうだという予報でひと安心。 山陽道―中国道―舞鶴若狭道―北陸道と乗り継いで福井北ICで降りて、国道416―517号、県道33号を経由して約11時間で白山登山の入り口の貸し コテージ「御前荘」に着いた貸しコテージは調理器具、什器、寝具、浴室と完備し料金も安価で快適だった。
6月13日(土)晴れ 朝5:00時起床。各自それぞれの朝食メニューを摂って「別当出会」の駐車場に6:50到着した。7月以降のシーズン中はマイカー規制で シャトルバスでしか入れないが、今回、駐車スペースは十分にあった。「別当谷」に架かる巨大な鉄骨製の吊り橋を渡って、歩き始めたが、登山道はとても 整備されていて、気持ちがよい。「中飯場」を過ぎた当たりから残雪が現れ、野鳥のさえずりと高山植物のオンパレードとなった。たくさんの咲いている野草を 見つけて、その都度名前を聞くのだけれど、私には憶えきれないのだ。カメラに納め、帰って「四季の山野草」http://shiki.ootk.net/shiki/で名前を確認するが、 やはり憶えきれない。でもまたいつか出会ったとき、その名を誰かに尋ねたら(昔の彼女の名を思い出すように)ああ君だったのかと思い出せたらいいと思う(ナンテネ)。 「甚之助避難小屋」までに見られる玉砂利を含んだ岩石はアジア大陸の周辺部にあった年代の地層で、恐竜等の生きていた「手取層群」と呼ばれているそうだ。 その後、30〜40万年前に白山大噴火が起こり火成岩と入り交じった地層となったとのこと。 「甚之助避難小屋」には、多くの登山者が休憩していて、 これからの行程はアイゼンが必要と、聞かされる。アイゼンを装着して雪渓をトラバースすること何回かで、「黒ボコ岩」に着いた。 その名の通りボコボコとした大きな溶岩の固まりなので、白山が火山であることが解るが、なんとも不思議な地帯である。 ここでアイゼンを外して、緩い傾斜の大雪原の「弥陀ヶ原」を過ぎてハイマツと岩の「五葉坂」を20分登り切ると白山室堂ビジターセンターに到着だ。 センターで宿泊の手続きを済ませて、荷物を 置いて白山最高峰の御前峰に登る途中、ハイマツの合間につましやかにクロユリの咲いている姿がみえた。 山頂までの登山道は自然石を敷き詰めた石畳で、とても手入れが行き届いており驚きを隠せない。

6月14日(日)晴れ  4:30起床、各自オリジナルの食糧計画に基づいて朝食を済ました頃には、すっかり霧も晴れていい天気となった。 展望歩道経由で別当出合に下るつもりで室堂を出発したが、雪田の下に山道が隠されていたため、間違えてトンビ岩まで降りてしまい、 室堂まで引き返した。下りは、上ってきた道を折り返したのだけれど、梅雨の季節とは思えないほどの好天で、気分は最高。 「黒ボコ岩」の下の「延命水」も頂いて、気持ちの良い山行でありました。


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琴引山岳(広島県1013m)

2015年5月24日 天候 晴れ
○日 程   
○交通機関 
○参加者
2015年 5月24日 (日)
マイカー
OOOOO
○アプローチ
<行き>

防府市役所(7:00)⇒(7:25)徳地IC⇒(9:10)三次IC⇒54号線⇒(9:40)琴引フォレストパーク駐車場
<帰り> 琴引フォレストパーク駐車場(14:00)⇒(14:30)三次IC⇒ (15:45)安佐SA⇒ (16:55)⇒徳地IC⇒(17:20)防府市役所
○コース
琴引フォレストパーク駐車場(10:15)―(10:56)十畳岩―(11:20)大神岩―(11:35)琴引山神社
−(11:41 琴引山頂(12:15)−(13:23)林道登山口−(13:45)琴引フォレストパーク駐車場
昨年12月7日の雪中登山で、「十畳岩」の上部で撤退したリベンジ登山です。 初夏のさわやかな気候の中、 雪の消えたスキー場のゲレンデ途中から、琴引山登山道に入り、新緑の落葉広葉樹と杉の植林の間の下草繁る山道を登ること 約40分で「十畳岩」のある沢に着いた。 (積雪時にはこの2倍の時間がかかったね。実は、ここまでの間に雪の中で登山道 を1〜2回外れて、悪戦苦闘したみたいだ。)これから先の登山道も道幅が狭く、 積雪が多いとルートが不明になりそうだ。 赤色のビニルテープを、所々標識として残したけれど、再チャレンジは遠慮しておこう。 急斜面の鬱蒼とした林の中を登ること約30分で、 いわくありそうな巨岩に囲まれた岩窟が現れた。 「大神岩」は、石神崇拝で安産と子児の疳の虫に霊験あらたかなり。 この上に琴弾山神社が鎮座していた。50メートル登ると、樹林がいきなり開けたところが琴引山山頂だった。 琴引山山頂は、 とても見晴らしのいい所で三角点があり 山頂の標識とケルンの他は、360°視界を遮るもののない別天地だった。 北西方向には、お椀を伏せたような形の三瓶山が拡がり、 他の登山者と談笑しながら、 昼食を取った。約30分昼食と休憩の後、琴弾山神社まで下り、林道登山口ルートを目指して下山した。新緑の初夏、 この時期を楽しませるものは繁殖の季節を迎えた野鳥のさえずりと、いつもは冴えない広葉落葉樹の足許にこぼれた花弁から樹木を見上げれば、 思いがけず花が満開であったりする。気の着く度にメンバーに尋ねると、ほとんど誰かがその名前を答えられ感心する。(・・・私を除いて・・・) 山頂から下ること1時間10分で、木製の鳥居のある登山口に着き、アスファルト舗装された林道をぺちゃくちゃ、だらだらと25分歩き駐車場に戻ってきた。 今回の山行では、山の地形や気候の変化を楽しむだけでなく、野鳥や山野草・樹木の名前を知る楽しみを覚えたのだった。
      


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奥穂高岳・北穂高岳(長野県)

2015年5月2日〜6日 天候00
○日 程
○交通機関 
○参加者
2015年 5月2日(土)〜5月6日(水)
マイカー
藤井 敏雄(CL))、森本 家光(SL)、中原 研治、柳 貴浩(会計)、杉山健一郎(記録)
○アプローチ
<行き>
5/2

市役所(1820) ― 防府東IC―小谷SA ―竜野西SA―大津SA――ひるがの高原SA―飛騨清見IC―あかんだな駐車場(410)―上高地(555)
<帰り>
5/6
上高地(800)―平湯温泉―飛騨清見IC―ひるがの高原SA―養老SA―西宮名塩SA―吉備SA―宮島SA―防府IC―市役所(1850)
○コース
5/3   上高地(650)……徳沢園(840)……横尾山荘(950)……涸沢ヒュッテ(1340)
5/4  涸沢(710)……穂高山荘(840)……奥穂高岳(1010)……涸沢ヒュッテ(1155)
5/5  涸沢(530)……北穂高岳(822)……涸沢ヒュッテ(1030)……上高地(1700)
5/3(日)
 朝6時、一日の始まりからして清々しく晴れそうな上高地に入り、朝食を済ませて出発。本格的な雪山登山が初めての私には、  目指す山塊は雪と岩のまだら模様で美しく霜降り肉のようにうまそうに見えたが、他の熟練メンバーによると今年は例年に比べ、  山頂の雪がかなり少ないとのことだった。じりじりと日差しに焼かれながら横尾を過ぎると次第に残雪が増え始めた。本谷橋辺りからは  アイゼンを装着した人と多くすれ違うようになる。われわれはブーツのまま宿泊地の涸沢ヒュッテへ。暑さでかなり体力を消耗したため  、その日は雪上訓練は中止となり、ヒュッテ名物のおでんとビールでまったりと疲れを癒した。
5/4(月)
 予報通り終日の雨だったが、せっかくの涸沢なので、奥穂高岳にYさんと行ってくることにした。私にとっては実戦初投入の  12本爪アイゼンとピッケル。ヘルメットなども加え、完全武装した感じに気分がいささか盛り上がる。ガスのため山頂の方が  どうなっているのかよく分からないまま穂高岳山荘に上がると、一層風が強くなり、寒さに体がこわばってくる。
さて、この山荘の直後が核心と聞いていたのだが、雪が少なくほとんどアイゼンは必要としないまま山頂に到着。 雪があったら怖かったかもと思う。当然展望はなく、日本アルプス総鎮守の穂高神社嶺宮と風雨の中で正対するのみ。 山荘からの下り後半は、時折シリセードで降下距離を稼いだ。
5/5(火) 5時半、ヒュッテより全員で北穂高岳へ向かう。昨日とは打って変わって快晴となったので、 昨日のあずき沢よりさらに急登な北穂沢を登っている自分の状況がよく分かり、ときどき信じられない気持ちになった。 にわか仕込みのピッケル&アイゼンワークだが、一振り、一蹴りに入魂し、コルに抜けるまでは緊張が継続。 普段の山歩きの体力1.5倍、神経は2.3倍使った感じ。8:20北穂高岳山頂に立つ。真っ青な空と360°の最高の展望を手に入れることができた。 山頂標識の向こうに槍の穂先が見える。「うーむ、ここでもかい!」という感じで、蒼天と雪の稜線の間に存在感を放っていた。 下りの途中からは次第に雪が緩み、心にもだいぶ余裕が出てきた。今日はリーダーの指導の元、冬山装備での登攀を実地で学ぶことができた。 わたしたちが奥穂高岳に登った翌日、あずき沢における2名の滑落死亡事故の報をきいた。他にも前後して残念な事態が起こっていたようだ。 山のきびしさも身に沁みた山行だったが、それでも人を惹きつけてやまない穂高の魅力が、私の体験した一面に限られるが理解 できたような気がする。また訪れたい。       


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五葉岳(宮崎県1969.6m)

2015年5月9日 天候 9日(雨)〜10日(晴れ)
○日 程   
○交通機関 
○参加者
2015年 5月9日
レンタカー
OOOOO
○アプローチ
<行き>

防府市役所10:30⇒防府西IC⇒13:50大分米良IC⇒15:50河鹿荘          
<帰り> 駐車場14:00⇒17:20大分米良IC⇒20:05防府西IC⇒20:20市役所
○コース
お化粧山登山口7:15→大吹登山口8:00→9:15五葉岳→10:15兜巾岳→11:15五葉岳
 11:55→ お姫山 →13:05お化粧山→13:50駐車場

出発が少し遅れたが、中津のセブンイレブンで昼食を取り大分米良で高速を降りる。10号、326号、県道6号と繋ぎ大分、 宮崎の山間部を走って民宿河鹿荘に着く。かって日影町から傾山に登った時、とろろを抜けこの6号を走ったことを思い出した。 泊まったあけぼの荘は河鹿の経営であったが今はないと聞いた。荘の主人からルートや花のことなどいろいろとアドバイスを 受け計画の鹿納山は取りやめ五葉岳を大吹から登りお化粧口に降りることにする。民宿の山菜料理を味わいながら8時まで歓談した。 翌日5時起床、6時出発。 荘から3km下のかっての鉱山道路の日隠林道を約一時間かけ走る。道路の整備は良くされているが底を摺らぬように進む。福岡からの大型バスが先行していた。 鹿納山行きであった。お化粧口に駐車する。大吹迄歩き兜巾(とっきん)岳(だけ)ルートの積りであったが確認せず登り直登コースと分かった。 急登で昨日の雨で滑り登りにくかった。山頂には傾いた三等三角点があり、北に祖母、傾、南に鹿納坊主があったが大崩や夏木は判然としなかった。 途中ヤマシャクやアケボノツツジを眺めシャッターを切った。30分と言うことで兜巾(とっきん)岳(だけ)に向かう。馬酔木やバイケソウがありシャクナゲも咲いていた。 五葉岳に戻り昼にする。お姫山は岩塊であった。大ブナの木のある三叉路で帰ってきた福岡組に会う。後は下るだけだがお化粧山からは急坂続きで嫌になった。 駐車地に着きホッとし来た道を辿る。対向車の少ない6号線を戻り大野で小休止、米良からは高速約3時間防府に帰着した。DRの御両名お疲れさまでした。       


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那岐山(岡山県1255m)

2015年4月18日〜19日 天候00
○日 程   
○交通機関 マイカー
○参加者
2015年4月18日(土)〜19日(日)
マイカー
石丸、茶谷、東谷夫妻
○アプローチ
<行き>
4/18(土)

防府11:30→徳山東12:20→14:45大佐sa15:00→15:40津山イオン16:15→ 奈義町道の駅16:40
4/19(日) 起床5:00→出発6:00→6:30智頭町西仙コース登山口6:35→避難小屋7:40→頂上手前避難小屋8:25→頂上8:45→東仙コース分岐9:00→林道9:30→登山口10:30→11:15山の駅12:15→13:50新庄町14:40→15:30大佐sa15:45→徳山東18:00→防府19:00

日曜日の那岐山、午前中の天気予報を気にしながら津山インターを降りて夕食の買い物をする。その後、奈義町の那岐山麓山の駅へ。 山は那岐山で道路標識は奈義町?と話しているうちに雄大な山並みに囲まれたコテージに着いた。 アルプスの山小屋をイメージした外観、和室、システムキッチン、掘りごたつのダイニング、ユニットバス等、 快適な生活が送れそう。鍋と山話でよるは更けていく。夜中?明け方?雨の音が聞こえた様子。 AM55:00外を見ると小雨が・・・・大したことないとの判断で男性2名を残して出発する。 約40分で鳥取県智頭町の登山口へ着く。西仙登山口からの渓流コースを谷川を何度か渡り、避難小屋で一休みする。 馬の背という尾根を進むころからイワウチワの可憐な姿を見ることが出来た。頂上はガスで展望はなく、証拠写真を撮り東仙コースを下山。 道脇に残雪と鳥の声。この頃から雨は殆んどやんで空が明 るくなった丸太の階段を下りた。イワウチワはもう見れないかね〜と話していると 先ほどの何倍、何百倍の群生が道の両脇、 谷底迄イワうちわだらけでしばらく撮影タイムになる。下山後、 津山の杉山さんに先導してもらい新庄のがいせん桜祭りによる。 しだれ桜も十分楽しんで夕暮れの中国道→山陽道を山口へ。       


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吉野山(奈良県00000m)

2015年4月11日〜12日 天候00
○日 程   
○交通機関 
○参加者
平成27年4月11日(土)〜12日(日)
マイカー     参加費用 13,000円+食費
東谷夫妻、石丸、友景、@山本、@岡村
○アプローチ
<行き>
00日

10:00防府市役所出発---葛城I.C.---買い物---18:20蜻蛉の滝公園駐車場到着(途中、西宮塩名あたりで事故渋滞に巻き込まれ1時間ロス)
<帰り>
00日
葛城I.C. 14:20---防府市役所20:00  ◇コース 蜻蛉の滝公園6:20出発---青根が峰9:00--- 下千本12:30---吉野山第一駐車場13:10
○コース
 感 想: 
天候良し。蜻蛉の滝コースは二度目です。朝は放射冷却と標高のせいで少し冷え込みました。 前回は少し早かった駐車場の枝垂桜が満開で寒さも吹っ飛びます。 蜻蛉の滝は落差50m水量も豊富で見応えがありますが、 登り始めから一気の急登、滝の湿気で落ち葉が湿って足元が悪く、 登りだから滑らずに済んだようなものです。尾根まで出るとなだらかな杉林の林道になります。 コースには案内表示が適所にあり迷いませんが、 前回に無かった新たな山林伐採用の林道が付けられていて表示はそちらを示していますので標識通りに進みましたが、 青根が峰の到着は40分位遅くなったようです。せっかくなので奥千本に寄ってみました。100年桜再生計画で谷の森林を広範囲に伐採して 吉野桜を植林中、 以前と風景は一変していました。高城山あたりで車を第一駐車場に回して貰った石丸さんと合流です。上千本の水分神社からはさすが、 シーズン真っ只中の吉野山、人、人、で 人の合間に桜の景色を鑑賞した感じ、中千本は人ごみをかき分け、かき分け下ります。食堂も長蛇の列で 食事は諦めて一路、下千本の駐車場を目指して進みます。 駐車場で巡回バスを待つみんなの頭に桜吹雪が舞い散ります。巡回バスで第一駐車場へお疲れ様でした。       
         
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